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アンチエイジングに胡桃(くるみ)
こんにちは。
ミドリ薬品漢方堂
国際中医専門員の阿部です。
北海道では、先日積雪もあり寒くなってきましたね。
冬は、 「腎(じん)」 の季節になりますが、クルミは腎を補う “アンチエイジング食材”。
脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるメラトニン(睡眠の質を良くするホルモン)が多く含まれており、オメガ3の脂肪酸も豊富に含まれ、動脈硬化、コレステロール値、中性脂肪値を下げるなど、生活習慣病予防にいいと言われています。

*胡桃肉(コトウニク)
帰経: 腎・肺・大腸
性味: 甘/温
効能: 補腎(ほじん)、温肺(おんぱい)、潤腸(じゅんちょう)
漢方薬では、「補陽薬」。
温めながら足腰を丈夫にしてくれます。
冷えている方の腰痛、喘息や慢性の咳に。
腸を潤して便通をよくする効果もあります。
頻尿、インポテンツ、遺精にも。
◇クルミの気をつけた方がいいことは…
熱がこもっていたり、胃腸が弱い方、下痢ぎみの方、食積痰湿※の方は、食べ過ぎないようにするといいですね。
クルミも含めて、ナッツ類はおすすめですが、基本的にカロリーが高めなので、食べる量には気をつけましょう。
ナッツ類は私もよくそのまま食べていますが、ぱっと食べれるのもいいですよね!
※食積痰湿…食べ過ぎなどによって消化吸収機能が落ち、不要な水分や老廃物が溜まっている状態
<クルミ入りのお汁粉> 腎を補う食材などを使ってお汁粉に
脳の形に似ているので、脳を助ける働きがあり、クルミを食べると賢くなるという言い伝えもあります。
デスクワークなどの頭を使う事の多い方、受験勉強をしている方、脳の老化予防にも。
認知症予防として食べるのもいいですね!
これから寒くなりますので、足腰を冷やさずにお過ごしください。
体質にクルミが合いそうな方は、少しずつ毎日摂取するのもアンチエイジングとしておすすめになります。



