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夏至
こんにちは。
ミドリ薬品漢方堂
国際中医専門員の阿部です。
6月21日から 「夏至」 を迎えました。
夏至は、一年でもっとも日が長い日。
ここからどんどん気温も高くなっていきます。
陽気がもっとも高まる時期です。
夏バテ予防にもおすすめの、心にこもった熱を冷ましてくれる “緑豆” 。
食べたことがない方は、お店でも手軽に購入しやすい、 「緑豆もやし」 や 「緑豆春雨」 でも代用できます。
春雨だと、じゃがいもでできたものと、緑豆でできたものがあるので、熱を冷ましてくれる、 “緑豆春雨” を選ぶといいですよ。
スナップエンドウ、椎茸、生姜などを入れた豆腐の蒸し団子に、みょうがや小葱をのせて、 “緑豆春雨のスープ” を作ってみました。
食べても食べてもまだ食べたい方いませんか? ^^
中医学では、そういった状態を 「胃熱(いねつ)」 といいます。
胃熱は辛いもの、油っこいもの、甘いものなどの過食、ストレスなどによって引き起こされます。
消化機能が異常に亢進するので、過食してしまうんです。
緑豆や豆腐は、そんな方にもおすすめの食材です。
これから気温が高くなるにつれて、冷たいものを多く摂りがちな方が増えると思いますが、冷たいものはよくないと中医学では考えます。
氷をずっと手に持っていると痛くなってきますよね。
これはお腹の中も同じ。
そうすると胃腸の機能が低下してしまい、エネルギー不足や食欲不振になり、夏バテしやすくなってしまいます。
できればキンキンの冷たいものは少なめにして、夏バテ予防の食材でクールダウンしてみてはどうでしょう。
体が冷えているような方は、温かくして食べたり、薬味のネギ、しょうが、みょうが、にんにくなどを一緒に使うのもおすすめです。
夏至は、高まる陽気に合わせて、何か始めるには最高の時。
何か始めようと思っていた方は、この日を境に気持ちが高まることを始めてみてはどうでしょうか。
夏至のパワーで、楽しく始められるかも知れませんよ^^



